はじめに
6月は梅雨の時期ですが、雨上がりの晴れ間には美しい光が差し込み、初夏の訪れを感じさせてくれます。
そんな6月は、旬の食材が豊富に揃う季節でもあります。
今回は、【6月の旬の食材とおすすめのコーディネート】第一弾として、
“オクラ”をご紹介させていただきます。
本日の旬の食材【オクラ】
オクラの旬
オクラは、夏野菜としておなじみの食材ですが、実は栄養価も非常に高いです。
特に6月は旬を迎えるため、栄養価がさらに高くなります。
オクラの栄養
- 食物繊維: オクラの特徴でもあるネバネバ成分は、水溶性と不溶性の食物繊維が豊富に含まれています。便秘解消や腸内環境を整える効果が期待できます。
- ビタミン類: ビタミンA、C、E、Kなどのビタミンを豊富に含んでいます。特に、ビタミンCはレモンの約2倍と非常に多く、美肌効果や免疫力アップ、疲労回復の効果が期待できます。
- ミネラル: カルシウム、カリウム、マグネシウムなどのミネラルも豊富に含んでいます。骨や歯の形成、筋肉の収縮、神経伝達の正常化などに役立ちます。
オクラは疲労回復効果が期待でき、様々な栄養素をバランス良く含んだ、まさに夏にぴったりの食材と言えるでしょう。
旬のオクラを選ぶポイント
- 産毛が鮮やかで、触ると弾力があるもの
- 全体に張りがあり、先端が尖っているもの
- 色が濃く、シミや傷がないもの
おすすめの器
“涼しげな印象を与える食器”
6月は梅雨の時期なので、涼しげな印象を与える食器を選ぶのがおすすめです。
- ガラス:ガラス製の食器は、涼しげな印象を与えるだけでなく、食材の色や形を活かすことができます。
- 青磁:青磁は、青みがかった美しい色合いが特徴の磁器です。涼しげな印象を与えるので、夏の食卓にぴったりです。
- 粉引:粉引は、白磁に白い化粧土を施した陶器です。素朴な風合いが特徴で、オクラのような夏野菜や果物との相性も良いです。
オクラの旬の味わいを楽しめる料理
1.オクラとじゅんさいジュレの冷製茶碗蒸し
オクラとじゅんさいジュレの冷製茶碗蒸しは、じめじめとした梅雨の時期にぴったりな、見た目にも口当たりにも、ひんやり爽やかな一品です。
おすすめはガラスの器です。
ガラスの器は、鮮やかなオクラの緑を引き立て、涼しさを演出してくれます。
2.オクラと夏野菜のコンソメテリーヌ
オクラと夏野菜のコンソメテリーヌは、サッパリとした口当たりに見た目も華やかで、この時期にぴったりの前菜です。
おすすめのお皿は、青磁の器です。
青磁は、青みがかった美しい色合いが特徴の磁器です。涼しげな印象を与えるので、初夏の料理にぴったりです。
オクラと夏野菜のコンソメテリーヌを、青磁の角皿に盛り付ければ、見た目も華やかな食事を楽しむことができます。
3.オクラとたこの和風ごまおかか和え
オクラとたこは、夏に旬を迎える食材です。
どちらも栄養価が高く、和食の定番食材としても人気があります。
オクラとたこの胡麻和えは、彩り豊かな食材なので
食材を引き立たせる、素朴な粉引の器がお勧めです。
粉引は、白磁に白い化粧土を施した陶器です。素朴な風合いが特徴で、夏野菜や果物との相性がとても良いです。
オクラとたこの胡麻和えを粉引の小鉢に盛り付ければ、和の風情を感じられる料理になります。
さいごに
今回は、6月の旬の食材であるオクラを活かした、和食器のコーディネートをご紹介しました。
オクラは、緑色の鮮やかさとネバネバとした食感が特徴的な食材です。和食器との相性も良く、様々なコーディネートを楽しむことができます。
ぜひ、自分好みの和食器でオクラを盛り付け、初夏のお料理を彩ってみてください。
オクラは、栄養価も高く、夏にぴったりの食材です。
積極的に食事に取り入れて、健康的な食生活を送りましょう!